[箇条書き]はInDesign CS2から追加された設定です。段落の最初に指定した記号や番号を自動的に追加する機能です。箇条書きされたテキストを自動的に編集できます。
まず、[リストタイプ]で箇条書きに追加する方法を決めます。「記号」「自動番号」のいずれかを選択します。「記号」を選択した場合、[記号スタイル]から箇条書き段落の先頭に追加する記号を指定します。デフォルトでは7つの記号がプリセットされています。[追加]ボタンを押すと、字形パレットが表示されます。そこで記号を追加できます。
また、記号で利用するフォントも指定できます。フォントを変更すると、利用できる字形も変わります。デフォルトでは[基本文字形式]で指定したフォントが表示されます。[サイズ]や[テキストカラー]も変更できます。
[自動番号]を選択すると、段落の最初に番号が追加されます。選択できるスタイルは10種類で、それ以外は利用できません。たとえば、先頭文字に丸囲みの数字は指定できません。
[分離記号]は、自動番号と段落の最初の文字に間に挿入される記号です。「なし」「EMダッシュ」「ENダッシュ」「。」「,」「:」「)」「]」から選択します。また、開始する番号を[開始番号]で指定します。なお自動番号は連続する段落に適用されるものです。箇条書きを指定した段落の後に、別の段落の設定があると、同じ箇条書き設定をした段落を指定しても、連番にはなりません。同じフレーム内で、離れた箇条書きを連番にするには、新しく段落スタイルを作成し、[開始番号]を変更するしかないようです。
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